2010年より独立モーター駆動、リミテッドスリップコントロール式荒引伸線機MTSC型の製造が SAMP上海でスタートされました。
SAMPイタリアにおいて10年の販売実績を持つ MTSC型のパフォーマンスをそして品質を保ちつつ、
優れたコストパフォーマンスを実現させた荒引伸線機が満を持しての登場です!
設立から6年目を迎えるSAMP上海では、アジア地域におけるアフターセールスサポート拠点としても様々なサービスを展開しております。
本年度よりあらたに押出し設備関連のアフターセールスサポート部門を設立、本社イタリアよりスペシャリストを迎え入れ、今後更に充実したサポートを展開して参ります。
2004年に誕生したSAMP社のアジア戦略拠点 SAMP上海はトータルカスタマーサポートセンターとしての役割を果たすとともに、製品生産効率を極限まで追求した一大生産拠点の役割をも担っております。
ハイレベルな品質コントロールを維持しつつ、低コストで様々な顧客要求を満たすような製品及びサービスを産み出し、日々進化して参りました。
SAMP WIRE MACHINERY (SHANGHAI) CO., LTD. / 桑浦電機械 (上海)有限公司
(上海市・嘉定区)は2004年に設立され、主にBMシリーズダブルツイストバンチャー、SMOシリーズ送線機、TEシリーズ巻取機及びTRB2小型単頭伸線機の製作を行っております。
SAMP イタリア本社は同工場をアジアにおける戦略拠点と位置付け、ここで実現した生産効率強化が
SAMP SISTEMIグループ全体の販売実績向上に大きな効果を挙げており、アジア地域のお客様方にとりましても迅速なアフターサービスを提供できるサービス拠点として好評を得ております。
同社は上海市・嘉定区に総敷地面積約5千500平方メートルの工場を構え、従業員は約70名、うちイタリア人が4人常駐しており、04年の稼動開始以来売り上げを毎年大きく伸ばしております。
(08年度の売り上げは品種構成でみると撚線機BMシリーズ150台、マルチ線対応小型送線機SMOシリーズ350台、巻取機TEシリーズ60台、単線小型伸線機TRB/2が15台)
より高いレベルでの品質管理体制を整えながら さらに効率的な生産を実現させる為、SAMP上海では07年末より品質コントロール及び工場内のマネジメントシステム、レイアウトを大幅に刷新、生産現場をアセンブリアイランドと呼ばれるカンバンシステムを採用した部品組み立てエリアと、フローラインと呼ばれる後工程処理、Q.C. 及びランニングテストなどのエリアに大別し、各セクションでの徹底した品質管理体制を整えるとともに効率性を飛躍的に向上させました。
またSAMP上海のユニークな点としまして、人事や設計などの“核”となる重要部署のマネジメントを現地中国人に委任している点があります。
「ワーカーを初めとするローカルの人々のマインドを一番理解しているのはやはり中国人」といモットーにおいて、設計技術部門や人事管理部門 そして生産管理部門でも敢えて重要なポジションで仕事を行ってもらうことで当人のモチベーションそして責任感を高め又、チームワーク強化にも大きなメリットを生み出しております。